学生の間では、「あの会社に行けば内定が出る」と話題になっている。
こんな話題が出回ると、採用レベルは一気に落ちる。
某居酒屋チェーン、某出版社、某教育関係、某スーパー……。
大学内の就職担当者の間でも、この会社のことは話題になっていた。
どうやら、「ワーストリスト」のようなものが大学内に出回っているらしい。
見せてもらったことはないが、確実に存在している。
やる気のない採用担当者合同説明会や会社説明会、その他学生と採用担当者が触れ合う場面はたくさんある。
会社を宣伝するには、とても重要な場所だ。
ところが、企業の質を落とす行為や態度が、採用担当者によって行われていることを、経営者の方はご存知だろうか。
やる気のない担当者。
合同説明会で本当によく見る光景だ。
あくびに頬杖、ひどい人は居眠りをしている。
「うちに来てもしょうがないよ」と、金を払って宣伝に行っているようなものだ。
本当に笑える、そんな担当者を派遣している社長さんのことを。
こういう担当者をご覧になりたければ、参画料金が無料のイベントなどに行ってみるといい。
大勢いるはずだ。
「なんだ、あいつの態度は……」と注意しようとしたら、自分の会社の社員だったというエピソードは実際にあった話だ。
ちなみにうちのイベントにはいない。
本人の資質の問題もあるだろうが、自分では一生懸命と思っていても、話を聞いた学生が全員眠くなったというケースは多い。
ここに学生のアンケートを掲載したら、きっと衝撃を受けるだろう。
毎年、同じ企業がトップを占めていて、顔ぶれが変わらないのだから(笑)。
元気すぎて、無神経、このタイプは、ある業界にはとくに多い。
訪問販売や営業会社が悪いと思わないが、そういう業界こそ、紳士的に説明ができる人を配置しなければいけないと思う。
さらに、栗色ではなく茶髪のケバイお姉ちゃんと、やけにハイテンション(こちらも茶髪)なお兄ちゃん。
これはイケイケ営業系の会社に多い。
立ったまま、大声でしゃべりまくっている。
これは「うちはバカの集まり」と言っているのと同じ。
社長のみなさん、抜き打ちで見に行ったほうがいい。
毎日メールで数十人にほめられたら、あなたはどうなるか。
私は、謙虚でいられる自信がない。
たぶん「俺って、もしかしてすげえ人?」と思ってしまう。
だから、私は年間三〇〇回の講演で、一度も「先生」とは呼ばせない。
「お願いですから、私のことを『先生』と紹介しないでください」と、控え室で頼んでいる。
自律について聞かれたけど、なんて言ったらいいかわからなくて、もう一度自律のことを勉強したいと思いました。