コンタクトレンズのウソとホント
ペットとしてはあまり馴染みのない動物ですが、ライオン、キリン、トラ、ウサギ、サイ、クマ、フクロウなどの動物は、動物の世界でも長生きできる動物で、白内障になってしまうことがあります。そして、場合によっては失明してしまう動物もいるそうです。
動物は人間と違って失明してしまったら、自然界では生きていけなくなってしまいます。そんな動物たちを失明から救っているのがドイツ東部にある小さな会社で作られているカスタムメイドのコンタクトなのです。
この会社で開発されたコンタクトは、「眼内レンズ」といい、完全に失明してしまった動物たちの眼球にアクリル製のレンズを埋め込みます。埋め込みタイプのコンタクトなのです。
猫などの小動物からサイなどの大型動物まで、種類を問わずこのレンズを埋め込むことができるそうです。動物の白内障の手術は非常に難しく、特別な訓練を受けなければなりません。
そこでドイツの科学者で女性実業家が立ち上げあ会社が、完全に失明してしまった動物に「眼内レンズ」を埋め込む技術を、動物用コンタクトとして世界市場をけん引するまでになりました。人間の白内障の場合と異なり、動物にとっての白内障は失明を意味すると言われています。
2008年の創業以来、米国、オーストラリア、ルーマニアなど世界各地の動物園から動物用のコンタクトの手術の要請を受け、視力低下で芸ができなくなってしまったアシカ、全盲のカンガルーやライオンなどを救ってきたそうです。このコンタクトを埋め込む手術はまだまだ高額なのですが、せっかく芸を教え込んだ費用が無駄になってしまうことを考えるとやはり手術を希望するそうです。
それだけの価値があるのです。しかし、需要はあるのにまだまだ飛躍的な成長ができない背景には、このコンタクトを埋め込む手術をする技術をもった獣医が少ないことにあるそうです。
この獣医不足を解消するため、この会社では週末にはオーストラリア、ブラジル、日本、台湾、アメリカなど世界中から集まった獣医にコンタクト移植手術の訓練の場を提供しているそうです。
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